おつかれさまです、タスクスタッフのMA2です★
今日は、大磯海水浴場の特集?です
夏の大磯は海水浴場やロングビーチを訪れる人々で賑わいを見せます。
しかし、大磯の夏の代名詞とも言える海水浴に関する事実はあまり知られていません。
そこで、夏に向けて「大磯と海水浴」について紹介していきたいと思います。第1回目は、海水浴場が大磯町に開設された経緯です。
大磯海水浴場は明治18年、陸軍軍医総監松本順によって開設されました。
江戸末期、長崎でオランダ医学を学んでいた松本は一冊の書に出逢います。『窊篤兒(ワートル)薬性論』です。この書は、オランダ人薬学者ハンデ・ワートルによる薬物書を蘭医林洞海が翻訳したものです。この書の巻九には、海水の内服及び海水浴の主な効用、諸症状における各海水浴法とそれに伴う効用などについての記述が見えます。この頃、欧州において有効性が唱えられたことにより、海水浴は広く行われていました。これを読み、海水浴に興味を持った松本は、医学的見地から日本における海水浴場の必要性を確信したのです。
松本は陸軍軍医総監退官後、海水浴場好適地を探し続け、東京近郊地である小田原を候補地に挙げていましたが、小田原の人々は松本の話に耳を貸さず、断念しました。その帰途、大磯に宿泊した松本がこの地を調査すると、これまでの実験によって得た海水浴場の条件に全て当て嵌まったのです。
宿場制度の廃止によって経済的に打撃を受けた大磯の状況に危惧した町民の協力もあって、明治18年、松本は大磯の地に海水浴場を開設したのです。


